宮間キャプテン、ありがとう!
なでしこジャパン、ワールドカップ準優勝おめでとうございます!
2大会連続での決勝戦進出、本当にすばらしいです。
今回のテーマは、決勝戦の前の会見でも、帰国会見でも宮間キャプテンが言っていた、女子サッカーを「ブーム」から「文化」にしたい、という言葉について考えていきたいと思います。
だらだら書きますけど、一言で言えば、なでしこリーグ見に行こうよ、って話です。笑
さて、今日の帰国記者会見の中で、記者から宮間キャプテンにこんな質問があった。
「2大会連続でのワールドカップ決勝戦に進出し、多くの国民が応援している、これは既に「文化」と呼べるのではないか。どうなったら、「文化」になったと言えるか」
宮間キャプテンはこう答えた。
「ワールドカップの時や、その後には多くの注目が集まる。ただし、国内のなでしこリーグではなかなか観客が増えなかったり、減っている現状もある。大きな大会で結果を残さなければ、(観客が)離れていってしまう不安がある。その不安が無くなるということだと思う。」
この答えを聞いての感想がふたつ。
①これからの女子サッカーのために結果を残したいという思いに、改めて感動する
②あんまり、なでしこリーグ行けてなくてごめんなさい
①について、
これは澤選手もよく言っていることだけど、なでしこジャパンの選手たちは、女子サッカーの発展のために必死に結果を残そうとしている。宮間キャプテンも会見で同じようなことを言っていた。日本の女子サッカーの環境をよくするために現役選手にできることはピッチで結果を残し続けることしかない。と。代表に入っていない女子サッカーの選手のため、これからサッカーを始める少女のため、いろいろな人の想いを背負って、なでしこジャパンはプレーし結果を残している。努力に努力を重ねて選ばれた日本を代表する選手が、自分のためではなく、女子サッカーの未来のために戦っている姿には胸を打たれる。
(近いことを、フランスワールドカップの出場を決めた時に中田ヒデが言っていた。
「日本代表は盛り上がったんで、Jリーグもよろしくお願いしま~す」って)
②について、
なでしこリーグは、今まで3回しか行ったことがない。。
観客数はだいたい2000人くらい。(ちなみに今回のカナダ大会は52試合合計で135万人)行くと、かなり面白い。でも地方のチームも多くて、行きづらいんだよね~。
というわけで、なでしこリーグの良いところ、3つ!
①選手との距離がすんごく近い
観客が少ない、ということもあって、間近で選手を観られます。ウォーミングアップの後で引き上げてくる選手に声をかけると選手が手を振り返してくれるなんてこともよくある風景。抽選イベントで当選すると試合のあとに選手から直接プレゼントをもらえる、なんてイベントもある。
特に私が感動したのは、試合中に客席からフォワードの選手に向かって「◯◯、頼むぞ!がんばれ!」と声をかけたおじさん?がいて、選手がそれに親指を立てて応えていたのを見たとき。サポーターって、毎試合大きな声出して応援してるんだけど、それが選手たちに届いているかって、けっこうわからない!(いつも選手たちはサポーターのおかげ、とは言ってくれるけどね。)でも、きちんと届いているんだぁって、実感できる。そんな距離感。
②チケットがリーズナブル
Jリーグに比べると、すごくチケットがリーズナブルです!(レッズレディースは全席自由席で1000円、ちなみに浦和レッズの一番安い席だと2100円)
自由席が多いと思うので、早いもの順にはなっちゃいますけど、え!こんないい席で観れるの!っていう席で観られることが多いです。もちろん、ゴール裏に行くのもいいよね!!
③なんか、応援したくなる
これは個人的な意見になっちゃうんだけど、Jリーガーは憧れ、という思いが強くて応援するというよりは、かっこいいなあ!と思って見入ってしまうことが多い。なでしこの場合は、もちろんリスペクトはしているけど、憧れの舞台、という見方はしていないので、純粋に頑張っている選手たちを応援したくなる。
選手もすごく頑張っているからね。これは、一度観にいくと分かると思う。(可愛い子も多い)
ぜひ、女子サッカー、行ってみてください。
ちなみに、今週末からなでしこリーグが再開します。(代表選手はほんとに大変!)
残念ながら、関東地方での開催は1試合。
7月12日(日)17:00 キックオフ
ジェフ千葉には、なでしこジャパンのフォワード菅澤選手とキーパーの山根選手がいますよ!
浦和駒場スタジアムは浦和駅から歩いて20分くらいのところにあります。
このワールドカップを通して、めちゃめちゃドキドキ、ワクワク楽しませてもらいました。宮間キャプテンへの恩返しのためにも、積極的になでしこリーグを応援していきたいと思います。
まとめ
選手たちがすばらしい結果で作り出した「ブーム」を「文化」にしていくのはサポーターの役割だと、僕は思います。